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ASL:GAVIN TAKE[T1]対戦
 数あるウォーゲームの中でも、私はASL(Advanced Squad Leader)が好きで、MustAttackの自己紹介にも「主にプレイします」なんて書いてある……にも関わらず、何だかんだで一年以上のブランクを作ってしまいました。そろそろ復帰したいな、とかねてから考えており、7月の初旬にVASLにてリハビリプレイを行いました。
 シナリオは、登場ユニットやSSR(シナリオ特別ルール)の少なく、かつプレイ頻度の高いGAVIN TAKE[T1]です。
 独軍の守るフランスの小村を米軍が攻め、盤端(ヘクスID:Q10)より突破を目指します。今回は、私が攻撃側の米軍を担当しました。
 
第1ターン~第2ターン

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 1 Turn ('09-07-07)
 ↑第1ターン終了時

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 2 Turn ('09-07-07)
 ↑第2ターン終了時

 独軍の初期配置エリアを左右から攻める形で、米軍が盤内に進入します。右側(分かりやすさを優先し、方向を述べる際は画像を基準に上下左右を用います)の部隊は、できるだけ安全に進むため煙幕の配置を幾度か試みますが、結果はどこも芳しくなく、進撃は最小限にとどまります。先行させたHS(半個分隊)と8-0指揮官+2個分隊は丘の裏手に回りこみます。一方左側の部隊は、村への突入を目指し、石垣に拠りながら前進します。
 各所で独軍は射撃を行いますが、ダイスが振るわず、米軍は無損害のまま村との距離を詰めます。また、第1ターンにQ10(突破へクス)に移動した独軍分隊がタコツボ堀りの試みを始めました。タコツボは、敵の射撃等に対して防御効果を発揮します。このシナリオでは突破ヘクスがQ10しか与えられていないため、ここに篭られると、米軍としては厄介な存在になります。
 
第3ターン~第4ターン

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 3 Turn ('09-07-07)
 ↑第3ターン終了時

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 4 Turn ('09-07-07)
 ↑第4ターン終了時

 私のミスが頻発した中盤戦となりました。
 右側より村へ圧力をかけるつもりであった10-3指揮官率いる3個分隊が、強引な移動によって1.5個分隊の喪失・半個分隊の混乱という損害を負いました。更に左側では、混乱した独軍2個分隊を除去できるチャンスを手にしていながら、単純な消去法もできずみすみす逃す失着。これで勝敗が決定的なものになりました。
 タコツボは第3ターンには完成しました。米軍がダイスに恵まれ、その次のターンには中に篭る分隊は混乱しましたが、開闊地でなくなったため、潰走フェイズにQ10を離れる必要がありません。これも大きな効果だと思います。
 独軍は分隊を要所に散らし、突破に備えます。前述の混乱した2個分隊は別々の指揮官にスタックされ、回復を待ちます。
 重大な機会を逸した米軍は、無茶な移動に賭けるよりなくなりました。

第5ターン~第6ターン

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 5 Turn ('09-07-07)
 ↑第5ターン終了時

ASL:GAVIN TAKE[T1] - 6 Turn ('09-07-07)
 ↑第6ターン投了時

 件の2個分隊はいずれも回復に成功し、整った態勢で最終ターンを迎えます。
 米軍は、Q10にいる混乱した分隊を除去した上で、そのヘクスに取り付き、かつ盤外へ退出しなければなりません。まずは1個分隊がダメ元の準備射撃を行いますが、当然効果はあげられず。まだ移動を行うべきであったかもしれません。残された道は、移動フェイズ中にQ10に対して白燐弾を撃ちこみ、NMC(士気チェック)を強要し、除去を望むこと。かなり薄いですが、可能性がある以上、投了はしたくないです。各ユニットは、決死の移動を行いました。
 果たしてGAVINの賭けは失敗に終わり、突破の可能性がゼロになった時点で、投了させていただきました。
 

 初歩的なルールミスを何度か犯したり、効果の低い着手を行ったりと、私の抱える問題点が浮き彫りになった対戦となりました。精進したいです。また、問題点もさることながら、それ以上に、ASLの他ではなかなか得られない楽しさを再認識できたことが嬉しかったです。
 付き合ってくださった対戦相手の今日も6ゾロ様、本当にありがとうございました。
by taku9113 | 2009-07-18 01:23
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